Why extremophiles bode well for life beyond Earth - Louisa Preston

翻訳: Hiroshi Uchiyama 校正: Tomoyuki Suzuki

We've all seen movies

映画で見たことがありますね

about terrible insects from outer space

宇宙からやってきた恐ろしい昆虫や

or stories of abduction by little green men,

小さな緑色の男による誘拐の話です

but the study of life in the universe,

地球外生命の可能性を含めて

including the possibility of extraterrestrial life,

宇宙での生命に対する研究は

is also a serious, scientific pursuit.

真剣で科学的な追及です

Astrobiology draws on diverse fields,

宇宙生物学は

such as physics,

物理学 生物学 天文学 地質学などの 様々な分野に広がりを見せ

biology,

物理学 生物学 天文学 地質学などの 様々な分野に広がりを見せ

astronomy,

物理学 生物学 天文学 地質学などの 様々な分野に広がりを見せ

and geology,

物理学 生物学 天文学 地質学などの 様々な分野に広がりを見せ

to study how life was formed on Earth,

地球上の生命の起源や

how it could form elsewhere,

地球外ではどう誕生するのか そして―

and how we might detect it.

どうしたら発見できるか について研究しています

Many ancient religions described

多くの古代の宗教は

other worlds inhabited by known human beings,

我々と同じ人間が住む異世界を 描いていますが

but these are more like mythical realms

それらは神秘的な王国であるとか パラレルユニバースのようなもので

or parallel universes

それらは神秘的な王国であるとか パラレルユニバースのようなもので

than other planets existing

物理的な意味で

in the same physical world.

我々と同じ宇宙に存在する 惑星ではありません

It is only within the last century

前世紀になってようやく

that scientists have been able

科学者たちは

to seriously undertake the search

地球外生命の研究に

for extraterrestrial life.

本格的に取り組めるようになったのです

We know that at the most basic level

最も基本的な地球上の生物には

organisms on Earth need three things:

３つのものが必要と分かっています

liquid water,

液体の水 エネルギー源 そして 炭素を基本とする有機物です

a source of energy,

液体の水 エネルギー源 そして 炭素を基本とする有機物です

and organic, carbon-based material.

液体の水 エネルギー源 そして 炭素を基本とする有機物です

We also know that the Earth

また地球が

is just the right distance from the Sun,

太陽からちょうどいい距離にあるので

so as not to be either frozen or molten.

凍ったり溶けたりせずに いられることも分かっています

So, planets within such a habitable range

惑星が恒星から生物が生存可能な 距離にあれば

from their own stars

惑星が恒星から生物が生存可能な 距離にあれば

may be able to support life.

生命を育むことが できるのかもしれません

But while we used to think

でも以前は

that life could only exist

地球のような環境にのみ

in such Earth-like environments,

生命は存在可能である と考えがちでしたが

one of the most amazing discoveries of astrobiology

宇宙生物学の最も素晴らしい 発見の１つは

has been just how versatile life is.

生命の多様性です

We now know that life can thrive

既知のほとんどの生物にとって 致命的な

in some of the most extreme environments

最も極限的な環境の いくつかにおいても

that'd be fatal for most known organisms.

生息できる生物がいることが 分かってきました

Life is found everywhere,

生命は至る所で発見できます

from black smoke of hydrothermal vents

地球の海洋の 光の届かない深海にある

in the dark depths of Earth's oceans,

熱水噴出口の黒煙や

to bubbling, hot, acidic springs

火山の中腹にある

on the flanks of volcanoes,

泡立つ高温の酸性泉や

to high up in the atmosphere.

上空の大気中でも見つかっています

Organisms that live in these challenging environments

このような困難な環境に生息する生物は

are called extremophiles,

極限環境生物と呼ばれ

and they can survive at extremes

極端な温度 圧力や 放射線環境のみならず

of temperature,

極端な温度 圧力や 放射線環境のみならず

pressure,

極端な温度 圧力や 放射線環境のみならず

and radiation,

極端な温度 圧力や 放射線環境のみならず

as well as salinity,

塩分濃度 酸性度が極端である場所や

acidity,

塩分濃度 酸性度が極端である場所や

and limited availability of sunlight,

日光 水 酸素の限られた環境でも 生存できます

water,

日光 水 酸素の限られた環境でも 生存できます

or oxygen.

日光 水 酸素の限られた環境でも 生存できます

What is most remarkable about these extremophiles

そのような極限環境生物が 最大の注目に値するのは

is that they are found thriving in environments

地球外の世界を模倣したような環境でも

that mimic those on alien worlds.

このような生物の繁殖が 発見されていることです

One of the most important of these worlds

そのような世界の中でも 最も重要なものの１つが

is our red and dusty neighbor, Mars.

赤く 塵の舞う隣の惑星 火星です

Today, astrobiologists are exploring places

こんにち 宇宙生物学者は

where life might once have existed on Mars

NASAの火星探査機 キュリオシティ―を使い

using NASA's Curiosity rover.

生物が生存していた可能性のある 場所を探査してます

One of these is Gale Crater,

その１つがゲイルクレーターで

an impact crater created

およそ38億年前に

when a meteor hit the surface of Mars

隕石が火星表面に

nearly 3.8 billions years ago.

衝突してできたものです

Evidence from orbit suggest past traces of water,

火星周回軌道からの観測では かつて水が存在していた痕跡を確認しており

which means the crater

クレーターはかつて生命を

might once have supported life.

育んでいたかもしれません

Planets are not the only places

宇宙生物学者が注目しているのは

astrobiologists are looking at.

惑星だけではありません

For example, Europa, one of the moons of Jupiter,

例えば 木星の衛星エウロパや

and Enceladus and Titan,

土星の２つの衛星 エンケラドゥスとタイタンにも

two of Saturn's moons,

土星の２つの衛星 エンケラドゥスとタイタンにも

are all exciting possibilities.

生命生存の可能性があり 注目を集めています

Although these moons are extremely cold

これらの衛星は極度に低温で

and two are covered in thick ice,

２つとも厚い氷に覆われており

there is evidence of liquid oceans beneath the shell.

その下に液体の海があるという 証拠もあります

Could life be floating around in these oceans,

生命がこれらの海で漂っていたり

or could it be living around black smoker

海底にある黒煙を放つ噴出口周辺で 生息していたりする可能性はあるのでしょうか？

vents at the bottom?

海底にある黒煙を放つ噴出口周辺で 生息していたりする可能性はあるのでしょうか？

Titan is particularly promising

タイタンは特に有望で

as it has an atmosphere

大気が存在し

and Earth-like lakes, seas, and rivers

地球のような湖 海や

flowing across the surface.

表面を流れる川があります

It is very cold, however,

しかし 液体の水が存在するには 低温すぎるので

too cold for liquid water,

しかし 液体の水が存在するには 低温すぎるので

so these rivers may instead be flowing

これらの河川では 液体の炭化水素が 流れているのかもしれません

with liquid hydrocarbons

これらの河川では 液体の炭化水素が 流れているのかもしれません

such as methane and ethane.

メタンやエタンなどです

These are composed of hydrogen,

これらを構成しているのは 水素と

and, more importantly, carbon,

特に重要なことに 炭素です

which is the basic building block

これは 良く知られているように

of all life as we know it.

全ての生物にとっての 基本的な構成要素です

So, could life be found in these lakes?

これらの湖には生命が 見つかるのでしょうか？

Although instruments are being designed

このような遠方の世界を調べる

to study these distant worlds,

観測機器が設計されているところですが

it takes many years to build them

完成するまでに数年を要し

and even longer to get them

目的を達成するまでに

where they need to be.

さらに数年かかるかもしれません

In the meantime, astrobiologists work

当面の間 宇宙生命学者は

in our own natural laboratory, the Earth,

自然の実験室 つまり地球で研究し

to learn about all the weird

生存する奇妙で素晴らしい すべての生命について学び

and wonderful forms of life that can exist

生存する奇妙で素晴らしい すべての生命について学び

and to help us one day answer

いつの日か人類の最も古い質問の１つに 答えを導く助けとなることでしょう

one of humanity's oldest questions:

いつの日か人類の最も古い質問の１つに 答えを導く助けとなることでしょう

Are we alone?

「私たちは唯一の存在なのか？」